旧石井家住宅(広島県東広島市西条町下見)




撮影日:2009年9月5日

 かつて、四日市村(西条町)にあった商家で、白市の木原家とも似通った内部構造の町家です。

 建物は兜造と言う形で東日本でもこの形が多いと言うことです。

 ただし、瓦葺で現存するものは全国的に珍しいらしく、東広島市の重要文化財になっています。

 写真は明治時代のものが残っていました。

 周囲には広島大学、鏡山などがあり、このあたりも昔から人々が集まっていた様子。

 石井家住宅もかつては山陽道に面した場所にあり、酒造、武士の旅籠と変遷があったそうですが、

明治時代には薬業を営んでいたそうです。

 御茶屋本陣から少し離れていますが、結構にぎわったのでしょう。

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